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【フロンティア】~バイオレンススリラー~


★★★☆☆(3、5)


01_2

diamond製作年度 : 2007
diamond製作国 : フランス/スイス
diamond監督 : ザヴィエ・ジャン
diamondキャスト : カリーナ・デスタ、サミュエル・ル・ビアン
diamond解説
食人一家の経営する宿で起きた恐怖の地獄絵図を描く
サバイバル・スリラー。
フランス国外に逃れようとした若い移民グループが、
逃げ込んだ宿の中で惨劇に巻き込まれる様子を、
目を覆いたくなるほどに残酷でバイオレンスな
スプラッター描写で見せる。
無惨にも傷つけられる肉体や、膨大な血が流れ出る
拷問シーンに極度の緊張感が走る。

(シネマトゥデイより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamondもう少しオリジナリティが欲しかった惜しい力作ホラー。
 (ネタバレあり)



『マーターズ』『ハイテンション』、そして未だにコレ以上の
トラウマ作品には出会っておりません『屋敷女』などとともに
騒がれたフレンチスプラッター。

何年も前からいつ観ようとタイミングを計っていたのですが
もうコレ系は疲れるし、んでこの作品に関しては
やたら怖い気がしてwずーっと先送りにしてきたんですよね。
でも久々にパンチの効いたホラーを観ようと思い立ち
私の中ではずいぶん久しぶりにこのテの作品を観ました。

調べてみたら監督は『ディヴァイド』と同じ人だったんですね!
いやぁ~、こっちはヒドかったんですがw
本作は普通に楽しめました。
ここからなんであぁなってしまったんでしょw


偶然立ち寄った宿屋には食人一家が住んでいた-。
ストーリー展開は王道ですし正直このテの作品の中では良作・・・
というよりは力作と言った表現のほうが近いですね。
展開で見せるというよりは思わずギョッとするような描写を
次から次へとグイグイ押し付けられるような力強さがあります。

笑いどころなどは一切ない、容赦のないゴア描写が展開され
ベリーショート(にされた)主人公が鮮血姿で闘う姿は
『ハイテンション』を彷彿とさせました。

02
(まるで赤鬼のようなその姿・・・)


肥溜め的な泥をかき分けその中を潜らせるという
『バイオレンス・レイク』の主人公と同じくらいの
がんばったで賞・・・(号泣)。
ここまでする女優さんたち・・・いやはやスゴいっす(嗚咽)。

03
(見てるだけで・・・オエぇぇぇぇえ!!)


シーンシーンではとにかくがんばっていて
熱意は伝わるのですが(何サマ?)冒頭で挙げた他の3作品と
比べてしまうとオリジナリティに欠けるのかなぁと・・・。
ちょっと王道すぎて遊びがないのでもっとキ○ガイじみた展開や
この作品にしかないようなシーンも欲しかったところ。

06
(いやまぁスゴいっちゃスゴいシーンもあるのですが・・・)


しかも主人公グループをなぜこんな悪いヤツらにしたんでしょう。
冒頭で、こんなんでコイツらに感情移入できるのかな~と
心配だったのですがやっぱりあまり可哀想だと思えず・・・。

肝心の主人公にもそこまで感情移入出来ずで、
ホラーを観る上で主人公に共感できないって
結構致命的ですよね。
子供を堕ろせというクズ彼氏と、究極の状況下では
『・・・愛してる(涙)』とか、カンベンしてください(-ω-)
やっぱりこちらが応援できるようなキャラクターじゃないと
萎えます、私の場合・・・。

05
(強盗に失敗とか・・・トホホ)


物語の後半からはテンポも良くなり巻き返しを図りますが
どこかで観たことのある既視感も。

仏版『悪魔のいけにえ』などと言われているようですが
おじいちゃん、おばあちゃんもいる7人(?)家族という
キ○ガイ一家の構成は本当に“まんま”ですね。
(そういやおばあちゃんはどこ行ったw!?)
しかしこの家族に関してはどこまで血の繋がりがあるのかが
ビミョーで、もう少しこのあたりの背景を知りたかった気もします。

07
(ここはマジ親子(多分・・・))


ナチスのごとく振る舞うじいさんが一家のボスであり
子供たちは宿泊者を捕らえては保存庫へ。
食人なので一応人肉を食ってはいるんですが(?)
目的はそれよりも、人間をいたぶったり殺すことを
愉しんでいるように思えました。

04


そしてたまたま妊娠していた主人公は赤ちゃんと共に
一家の新しい家族として迎え入れられるのです。
純血種の子供が欲しかったようですが、え、ちがくない?という。
マタニティ―ホラーというと『屋敷女』ですが
どちらも2007年に作られていることを考えるとたまたま
同国で同年にこんな作品が作られていたんですね(それもスゴい!)


一緒にいた仲間は次々と殺され、最終的に残ったのは
主人公と一家の女たちだけというこの展開は
『ザ・ウーマン 飼育された女』を思い起こさせました。
(『ザ・ウーマン』のほうがあとに作られてるのに
そちらのほうがインパクトがあるというのも悲しい(泣))

08
(・・・キメ。)


よそから貰われてきたというロリ少女はとてもいいコだったので
出来れば彼女と一緒に逃げて欲しかったんですけどね(-ω-。)

09
(この画像、もっとヤバいシーンなのかと思ってました・・・)


『ハイテンション』もそうでしたが、映像やBGMはこれまた
オシャレで何かのPVを見ているようでもありました。
明度を抑えた映像はやっぱり雰囲気があって良いです。

主人公の女優さんはブルネットでホラークイーンでは
あまり見かけない美人とは言いがたいお顔立ち。
出演作はあまりないようですが『スウィッチ』に出ていたんですね。
どの役だったのかは全く覚えてませんが・・・。


ホラーを見慣れている方は新鮮味はないかもしれませんが
それでも十分に楽しめるレベルはあるかと思います。
私もあと5年早く観ていれば評価も違ったと思うので
私の責任でもあるんですが(-ω-;)
やっぱり騒がれた作品はそのときに観ておかないと・・・
鮮度と観るべき時期が限られる作品ってありますね。



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