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【ある日どこかで】~SFラブストーリー~


★★★☆☆(3、5)


01_3

diamond製作年度 : 1980
diamond製作国 : アメリカ
diamond監督 : ジュノー・シュウォーク
diamondキャスト : クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア
diamond解説
母校で初演を迎えていた新進の劇作家リチャードのもとへ
現れた老婦人は、金時計を手渡すと“帰ってきて”という
言葉を残し去っていく。
数年後、再び母校を訪れたリチャードはその町のホテルで
一枚の肖像画に心を奪われる。
そこに描かれた美女エリーズは、かつての老婦人の
若き日の姿だった。
日増しに膨れ上がる“彼女”への想いに苦しむリチャードは、
ついに時間の壁を越えエリーズと出会う……。
(allcinema ONLINEより)


diamondレビューはこちら。

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diamond美しくも残酷な時間(とき)を描いた異色のSFラブストーリー。
 (ネタバレあり)



高校生の頃、テレビで深夜やっていた映画は
端から録画して観ていたのですがそのうちの1本がコレでした。
当時はさほど面白いとは思わなかった(ハズ)なんですが
のちにネットが普及し始めるとかなり評価が高いことが分かり!
もう1度確認したいと思いdビデオで鑑賞。

・・・タイムスリップの恋愛モノということは覚えていたのですが
こんな話だったんだ(笑)!?

美しいジャケットからはちょっと想像がつかないような
切ない・・・というよりもちょっと恐ろしくも感じてしまいました。
が、普通に楽しめました!
当時観るにはまだ若かったのかなぁ・・・(-ω-;)


劇作家であるリチャードの初演を終えたパーティ―会場。
その模様をじっと見ていた老婆はリチャードの元まで
歩み寄ってくると懐中時計を渡し、ただひとこと
『・・・帰ってきて』とつぶやく。

なかなか“始まりそうな”オープニングです(-ω-)ニヤリ。

そして数年後、引き寄せられるようにとあるホテルに
泊まったリチャードがそこで見たエリーズという女性の写真-。
あまりの美しさに一瞬にして魅せられたリチャードが
彼女のことを調べ上げると、あの老婆の若かりし姿だった。

リチャードは時空を超えエリーズに会いに行こうとするが-。


またタイムスリップの方法が原始的というかなんというか。
タイムスリップしたい時代のものを身に付けひたすら念じるという(笑)。
非常に精神力を要するのでタイムスリップの中でも相当しんどそう・・・。

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(『・・・・・・・・ブツブツ』)


そうしてようやく念願のエリーズとの“再会”を果たすのですが
当時のエリーズはリチャードのことを知らないので
リチャードが単なるストーカーにしか思えないというw

まぁでもリチャードがストーカーになってしまうのも納得、
エリーズがもうめっちゃくちゃキレ~~~~~!!!

07_2


これぞ、オリエンタル美女!!
とっても上品でスッキリとした顔立ちで・・・好きです(-ω-)←?
ジェーン・シーモアというボンドガールも務めたことがある
女優さんのようですが、本作以降はそこまで有名作には
出演されていないようで。

また当時の貴婦人的ファッションもめっちゃスキ・・・。
帽子とか斜めにかぶってオシャレアンブレラ持ったりして。

リチャード演じるクリストファー・リーヴもこれぞ美形なので
美男美女の絡みが見れるというだけでも貴重な作品
かもしれないですね・・・(ホウ)。

02_3
(クリストファー・リーヴってトム・クルーズに似てるよね)


そこで甘いひとときを過ごす2人ですが彼女は売れっ子の
女優なので彼女に近づけまいと2人の邪魔をする
見張り役の爺や(?)がいるんですね~。

これが『人生はビギナーズ』のゲイおじいちゃんこと
クリストファー・プラマー!
いや~、渋かったです!
もう少し若い頃ならもっとカッコ良かったんだろうなぁと。


結局すべてを捨てリチャードの元へ戻ってくるエリーズ。
ホテルで甘いひとときを過ごし将来を誓い合う2人ですが
ふとリチャードがジャケットのポケットに手を入れると
なんと“未来のコイン”が・・・。
そうして非情にも未来へと戻されてしまったリチャード!

なんとかエリーズの元へ戻ろうと再び念じるリチャードですが
もう2度と戻ることは出来ないのでした・・・。

05_5
(なんとも短すぎた甘い時間・・・)


精神的にも肉体的にも疲れ果て絶望的になったリチャードは
ホテルマンに発見されたときにはもう遅く、天国のエリーズの
元へと旅立つという・・・。
時空を超えて結ばれることのなかった2人が
天国でようやく結ばれたんですね。

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(このショット、とてもスキです)


実は老婆のエリーズがリチャードの元へ現れた日、
家へ戻った彼女はそのまま息を引き取ったのです。
彼女を知る人物の話によると、若い頃は快活だったエリーズが
のちに生気を失ったようにふさぎ込み、晩年は引きこもっていたと。

愛するリチャードを失ったエリーズの絶望が容易に感じ取れます。


そして本作の脚本はリチャード・マシスンとどこかで聞いたことが
あると思ったらスピルバーグの『激突!』と同じ人だったとは!
あまりのカラーの違いにも驚かされますがこちらも傑作です。

80年製作と当時からしたらハッピーエンドが好まれそうな時代に
あえてこのような結末にしたのはなかなか斬新だったのでは。
後に若くして亡くなったクリストファー・リーヴのことを思うと
余計に感情移入してしまいますね・・・。

この作品に関しては余生を送っている老人のほうが
若い頃の叶わなかった恋などを想い出し感慨深くなりそうです。
wikiでは『カルト古典映画としてコアなマニアによって好んで
視聴され・・・』とあるのですがカルト・・・なのかなぁ??


タイトルの『ある日どこかで』は一見サラっとしていますが
どこかでまた会えるかもしれないという希望も込められて
いるようで、いい邦題ですね。

“幸せなときには限りがあるからこそ美しく輝く”
まさにそんなお話でした。



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