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【旅立ちの時】~ヒューマンドラマ~


★★★☆☆(3、5)


01

diamond製作年度 : 1988
diamond製作国 : アメリカ
diamond監督 : シドニー・ルメット
diamondキャスト : リヴァー・フェニックス、クリスティーン・ラーチ
diamond解説
指名手配中の両親を持つ少年が、やがて親の手を離れ
自立するまでの姿を描いたヒューマン・ドラマ。
60年代の反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された
両親と共に、名を変え各地を転々と逃亡生活を送る少年ダニー。
彼がニュージャージーにやって来た時、その地で音楽教師をする
フィリップスに才能を認められ、またその娘ローナと恋に落ちる。
そんな折、両親を訪ねてきたかつての同志が銀行強盗で逮捕される……。
R・フェニックスが好演。
(allcinema ONLINEより)


diamondレビューはこちら。

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diamondテロリストの両親を持つ少年を描く異色のヒューマンドラマ。
 (ネタバレあり)



私が最も好きな俳優であるリヴァー・フェニックス出演作。

もちろん作品は知ってはいたのですが、私が彼にハマり始めた
高校生くらいのときにはそこまで興味がなかった題材で
あったというのと・・・好きすぎる俳優の作品って全部観ずに
とっておきたいというようなよく分からない思いもあったりで。
(彼の場合は本数が限られてますし)

なんとなくここまで温めてきたのですが、
このたびdビデオに来たので観てみることに。

シドニー・ルメット監督ってどこかで聞いたことあると思ったら
古くは『十二人の怒れる男』やアル・パチーノの『セルピコ』
『狼たちの午後』の監督だったんですね。


反戦運動で指名手配中の両親のために引っ越しを重ねる
家族を描くというかなり珍しい設定のヒューマンドラマ。
テロリストの両親ということでシビアなテイストなのかと思いきや
そんな要素を除けば、美しいBGMに乗せどこにでもある家庭像は
ほのぼのとした雰囲気さえ漂います。

なかでも物語は、長男であるダニー(リヴァー)の苦悩と
みずみずしい恋に焦点を当てた青春ものと言っても良いかもしれません。

02


・・・しかし、この両親にはやっぱり共感できませんでした(-ω-)

ダニーの下にはまだ幼い弟もいるのですが、
両親のせいで度重なる転校を余儀なくされ、
出来た友達とも離れ、恋人さえも作ることが出来ない・・・。
住所が変われば偽名で呼び合い、新しいプロフィールを叩きこむ。

子供からしたら、何ゆえここまで犠牲にしなければならないのか-。

しかし、ダニーの大学進学を機にこれまでの家族の均衡が
崩れ始めていきます。

母親は子供のことを考えている兆候は見られるのですが
父親にはイラっとしましたねぇ(笑)。
完全に自分のことしか考えていないというのが・・・。

03_2
(どう見ても悪人ヅラな父親。彼の息子がリヴァーとか・・・)


それでもダニーの恋人であるローナからしたら
ダニーの家族のほうが“良い家族”に見えるという皮肉。
裕福な家庭に育ち一見幸せそうに見えるローナは
自分のことに関心もない両親は遠い存在なのだった。

確かにひとところに留まることは出来ずとも、彼にとっては
最高の家族であることに変わりはなかったでしょうね。
ラストでも家族と一緒に行くことを決めていましたし。

04


最終的には父親から“解放され”自由の身になったダニー。
ここでようやく、良い話だなぁと思うことが出来ました。
設定は珍しいですが、要は1人の少年の成長ストーリーですよね。
弟と離れ離れになるのは可哀想でしたが・・・。


しかし何といっても、リヴァーの素晴らしさ!
これだけ彼のファンだと言っておいてまだ何作か彼の作品で
観ていないものもあるのですが、本作が最もリヴァーらしさが
活かされている作品なんでは・・・!?
現に本作でアカデミー助演男優賞にもノミネートされています。

父親の言うことが絶対だと分かってはいてもどうしても腑に落ちない・・・
けれども逆らうことも出来ないという苦悩がこれでもかと伝わって来ます。
悩ましい表情が本当~~に美しいです。

05


儚さを秘めた消え入りそうな繊細さは、これぞリヴァー。
ラストでの家族との別れで泣く・・・というよりも泣けてしまう
リヴァーの表情はもはやストーリーとは関係なく(?)
こちらも泣けてしまいました。

嗚呼、美少年の涙は美しい・・・(-ω-。)

06
(ピアノを弾くリヴァー。天は二物も三物も与えたんですね・・・)


本作でリヴァーの恋人を演じたマーサ・プリンプトンは
実際に交際していたことでも有名ですね。

06_2


サマンサ・マシスに然り、共演した女優と付き合うことも多い
リヴァーですが、これがまたいかにも美人!とか有名人!と
付き合っていないところにも好感が持てます。
こんなルックスなら散々イイ女が寄って来ただろうに・・・と
下世話なことも思ってしまうのですが(-ω-)

彼の刑事役とか、はたまた犯罪者役とか、王子みたいな役とか
もっと色々見たかったなぁ・・・(しんみり)。
演技派だったし、円熟した演技も見せてくれたはず。


物語全体的には淡々としていて大きな展開などはないですが
ちょっと変わったヒューマンドラマが観たい方はぜひ。



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