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【マイ・プライベート・アイダホ】~ヒューマンドラマ~


★★★☆☆(3、0)

01

diamond製作年度 : 1991
diamond製作国 : アメリカ
diamond監督 : ガス・ヴァン・サント
diamondキャスト : リヴァー・フェニックス、キアヌ・リーヴス
diamond解説
鬼才ガス・ヴァン・サントの長編映画第2作。
ストリート・キッズのマイクは、ポートランドの街角に立ち、
体を売って日々を暮らしていた。
彼には、緊張すると眠ってしまうという奇病がある。
そんなマイクの親友は、ポートランド市長の息子でありながら、
家を飛び出し、やはり男娼をして生きているスコット。
ある日マイクは、彼を捨てた母を捜す決意をしたスコットと共に、
兄リチャードが暮らす故郷アイダホへと向かう……。
(allcinema ONLINEより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamondヘビーな題材もシニカルなオシャレムービーに。
 (ネタバレあり)



私が1番好きな俳優であるリヴァー・フェニックス。
ただ、現在ご存命ではないし、神がかっていることから
俳優枠というよりもはや別格となってますが(-ω-)

で、これだけ言っておきながら実は彼の作品は
観ていないものもわりと多く・・・(それホントにファンなの?)
遺作である『ダーク・ブラッド』も観ていないありさま。

というのも彼自身は好きなのですが、彼の出演している作品で
面白いと思ったのは『スタンド・バイ・ミー』、『モスキート・コースト』
『愛と呼ばれるもの』くらいかなぁという・・・。
どちらかというとインディーズ系の作品に出ていた俳優なので
私の好みとは若干違うのです(それホントにファンなの?)

それでもずーっと気になっていていい加減に
観なきゃマズいだろ!ということでいよいよ本作を鑑賞。
学生時代に録画したVHSをずーっと観ずに
ここまで来たことを考えるとやはり“予感”はあったんだと(-ω-)
観る時期としては機は熟したハズなのですが(汗)。


実生活でもリヴァーと非常に仲が良かった、
若かりしキアヌ・リーヴスと共演したガス・ヴァン・サント監督作。

同性愛、ドラッグ、売春、など相当ヘビーな要素を盛り込んで
いながら監督の手腕でオシャレにしんどくなく観られます。
でも・・・・ストーリー的には想像以上に楽しめませんでした(号泣)。
登場人物の理解できないような行動も多々あり、
ストーリーそのものは薄い気が・・・するんですが・・・(-ω-)
正直この物語が何を伝えたかったのかがよく分かりませんでした。

私が観るにはまだ早かったんでしょうか(-ω-。)

02
(キアヌのあばら感・・・)


じっくりと堪能するというよりは、彼の生き様を眺めると
言ったほうが感覚的には近いかもしれないですね。

06_2


リヴァー演じるマイクは“ナルコレプシー”という睡眠障害を
患っているのもポイント。
ストレスを感じると本人の意思とは無関係に猛烈な眠気に
襲われその場で寝てしまう。
最近でこそドキュメンタリー番組で取り扱われたりもして
認知度が上がっていますが、当時はあまり知られて
いなかったのではないでしょうか。

そんなマイクをいつも助けてくれるのは彼の親友
スコット(キアヌ・リーヴス)。
2人は男娼をして金を稼いでいるんですね。

04_2


マイクの母親を捜すためにローマへ飛んだり、
舞台はポートランド、アイダホなど次々と変わります。

ある意味ロードムービーともいえるかもしれませんが
やっぱりストーリー云々というよりはマイクとスコットの美男2人、
また2人が身に着けているカッコイイ衣装やバイクなど
どちらかというと目で楽しむ作品のような気がします。

05
(着ているモノがボロくてもオシャレ!)


男娼の2人はもちろん男(オッサン)と絡むようなシーンも
あるのでキレイなだけではないですが(-ω-;)
またセックスシーンになるとなぜか静止画
(というよりも役者がその姿勢のまま止まっている)
になっているのはちょっと面白かったです。


ノーマルなスコットに対し、彼を実は愛しているマイク。
見ているこちらがヒヤヒヤするほど危なっかしく
繊細で脆い彼は、まさにリヴァーそのままの
キャラクターを投影しているよう。
少年のような色気と力強い男らしさが同居した
不思議な魅力は絶頂期と言えるかもしれないですね。

03_3


こういうのを見ると、これから歳をとったらもっと渋くて
深みのある俳優になったろうなと思わずにいられません・・・(!)

またスコット演じるキアヌも顔の系統は違えど
リヴァーに負けず劣らずの美男っぷり・・・(ほぅ)。
もうこの2人が共演しているというだけで
作品の価値は上がったようなもの。

06_3
(キャラクターの関係性がよく分かるショット)


ラストも、結局あのあとマイクはどうなってしまうのか-。
人生は好転するのか、それでも今までと同じなのか・・・。

先が読めない謎の結末は、やはりリヴァーの最期と
カブってしまうのでした・・・。


う~ん、それでも長年温めて(?)きた作品・・・
もう少し楽しみたかったなぁ・・・(-ω-)
ガス・ヴァン・サントの作品はやっぱりあんま合わないなぁ。
彼の作品でいわゆる正統派なのって
『グッド・ウィル・ハンティング』くらい??



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【ドラマ(ヒューマン)】」カテゴリの記事

コメント

おひさしぶりです!
と思って、ブログにお邪魔したらいきなり「アイダホ」驚愕!^^
私の生涯ベスト1になるであろう映画です。(笑)
好きすぎて、まだレビューは書けてません。
そうですね。キアヌとリヴァーを起用した時点でこの映画は成功しているようなものです。本作で一気にガスが有名になり、若手俳優がリスペクトするようになったのです。その影響はヴィンセント ギャロの「バッファロー66」のシーンにも出ています。ギャロの髪型は本作のリヴァーの髪型と同じなのですね。ジェームス フランコは3年ほど前に本作のボツになったフィルム全部をガスから譲り受け、編集しなおしていますが、たしか10時間以上になったような・・・。(爆)アメリカのどこかの大学で上映しています。 みんなこのときのリヴァーに魅了されたと言っても過言ではなく、どうしようもない哀切を感じたんでしょう。
リヴァーが亡くなったからではありません。生前から評価が高かったのです。リヴァーの魅力が存分に発揮された映画という評価かな?ストーリーと当時のリヴァーがぴったりはまったんですね。リヴァーはあんまり器用な俳優ではなかったため、はまった作品とそうでないのとでは、演技に差がありすぎます。
「ダーク ブラッド」も素晴らしいシーンもあるけど、全体としてはダメでした。監督の力量もあるのだと思う。
長々申し訳ありません。(笑) あまりにも偶然にお邪魔したので・・。 シバ美さんとリヴァーが私を呼んだのね。sandclock

投稿: まあしい | 2015年3月11日 (水) 11時10分

☆まあしいさん


お久しぶりです!!・・・って、この記事を知って
のぞきに来たんじゃないんですか!?
それは驚愕すぎます(爆)!!
まさに私とリヴァーがまあしいさんを呼んだんでしょうね(笑)。

・・・なんと、まあしいさんの生涯ベストでしたか!
それは失礼しました(-ω-)苦笑。
好きな作品って逆にレビュー書けないですよね、わかります。

『バッファロー66』のギャロの髪型、確かにこのリヴァーと
一緒ですね!
へぇ~、ジェームズ・フランコもそんなことしていたとは!
10時間以上!?そりゃスゴい・・・。
しかもどこかの大学で上映していたんですね。
現在の若手俳優でもリヴァーに憧れている人は多そうですよね。

本当に、この作品の魅力=俳優の魅力と言ってもいいかも
しれないですね。
繊細なリヴァーだからこそ睡眠障害という病気もこれまた
妙にリアルに感じ・・・。

もうまあしいさんこそ観ることが可能なリヴァーの作品は
すべて観てますよね(笑)。
なるほど、リヴァーってそんなに演技に差があるんですね!?
別のイミで興味が湧いてきましたが(笑)。
ベタかもしれないけれど私は『スタンド・バイ・ミー』も
リヴァーを投影してしまいますねぇ~!
儚すぎる・・・(泣)。

『ダーク・ブラッド』はまあしいさんのyahooレビューを
拝見してポチしました(笑)。
コレも正直作品自体は期待していなかったのですが、
まあしいさんのレビューでもう十分に伝わりました。

また何かの作品でまあしいさんを呼ぶかもしれませんね(笑)♪

投稿: シバミ | 2015年3月14日 (土) 02時04分

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