【ファインド・アウト】～サスペンス～

★★☆☆☆（２、０）

製作年度　：　２０１２
製作国　：　アメリカ
監督　：　エイトール・ダリア
キャスト　：　アマンダ・セイフライド、ジェニファー・カーペンター
解説
『赤ずきん』『レ・ミゼラブル』などの女優アマンダ・セイフライドが
ヒロインを務めた驚がくのスリラー。
毎年多くの行方不明者が出るアメリカで、拉致の事実を誰にも
信じてもらえずたった一人で失踪事件の調査に当たる主人公の奮闘を描く。
次第に深まっていく底なし沼のような謎に翻弄される。
（シネマトゥデイより）


レビューはこちら。

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『・・・で？だからナンなの？』と言わんばかりのＣ級スリラー。
　（ネタバレあり）


アマンダ・セイフライドが出ているサスペンスということで
ＤＶＤになったら見ようかな～とは思っていた作品。

しかしよくある、
犯人は存在するのかしないのか－
全ては主人公の妄想なのか真実なのか－
という、サスペンスでも相当使い古されたネタだったので
正直なところＤＶＤでも迷い始めていたのですが

やっぱ、ダメでした・・・（－ω－。）

こりゃアマンダが主演ということで（一応）劇場でも
公開されたのでしょうね。


１年前に何者かに拉致監禁されたが自力で逃げ出したジル。
しかし物的証拠が出ず精神病患者扱いされてしまう。

（警察『・・・・・・・・・・・・・・・・・』）


そんなとき、今度は一緒に暮らしている妹のモリーが
パジャマ姿のまま行方不明に。
自分のときと同じ犯人に拉致されたのだと言うジルのことを
警察は全く取り合ってくれず、たった１人で犯人を捜すのだが・・・
といったお話。

９０年代に量産されていそうなストーリーではありますが
私のようにアマンダ目当てで見た方もかなり多いのではないかと。
胡散クサキャラ上等のジュリアン・ムーアあたりがしっくりきそうな
役どころです（－ω－）

んでこのテの主人公って、がんばれ！と応援したくなるタイプと
ウッゼぇなコイツww・・・の２タイプに分かれるかと思うのですが
こちらは後者ww

例えジルの言っていることが正しいとしても
なかなかイラつくキャラクターになっております。
頭を使うということをしないジルは、思い立ったが吉日（古い？）と
言わんばかりに即行動！後先考えず即行動！
思いのままに突っ走るのみ・・・（呆）。

（とりあえず脅す）


オイオイなんだよコイツは！と思わせておいて実は・・・
というラストに結び付けたかったのでしょうが
このテの作品では“実は彼女の言っていることは全て真実でした”
というのもよくあるオチでして。

（結局同じ犯人に拉致られていた妹・・・）


しかも犯人にも何の意外性もなく、ラストで唯一盛り上がるハズの
犯人との対峙も緊迫感はナシ。

久々に『・・・で？だから？』と言いたくなるようなお話でした（－ω－）
意味深に登場したあの警官も・・・ナニもないのかよww


もう十分に売れている中でアマンダがこのような作品に出ることも
結構意外ですけどね。
アマンダのファンでもちと厳しいかも・・・。

脇役には相変わらずフツーの顔も怖いジェニファー・カーペンターや
ビアンの方々を虜にした『Ｌの世界』のキャサリン・メーニッヒなど
ムダに豪華キャストとなっております。

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