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【レ・ミゼラブル】~ミュージカル~


★★★☆☆(3、5)

01

diamond製作年度 : 2012
diamond製作国 : イギリス
diamond監督 : トム・フーパー
diamondキャスト : ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、 アン・ハサウェイ
diamondストーリー
1815年、ジャン・バルジャンは、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。
老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。
1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、
以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送る
ファンテーヌと知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。
そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、
法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。
(シネマトゥデイより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamond良く言えば全編が山場、悪く言えばあまりメリハリがない・・・。
 (ネタバレあり)


昨年何かと話題となった『レ・ミゼラブル』が
ようやくレンタル開始ということで早速観てみました。

とにかく劇中の台詞がほぼ全て歌(!)ということで
映画好きでもミュージカルが苦手な方は回避したのではとないかと。
かくいう私もミュージカルは苦手で、以前劇場で見た『オペラ座の怪人』は
途中退場しようかと思ったほど苦痛で仕方がありませんでした・・・。

劇団四季や宝塚のようにたまに歌が入る分には全く構わないし
むしろ好きなほうなのですが、実際に舞台で観るのと
映画として観るのでもまたちょっと違ったりしますよね。


・・・というわけで本作、ミュージカルという点では
これが意外と大丈夫で自分的にちょっと驚き?ました( ・ ω ・ )。
歳をとったせいなのか感性が変わったのかわかりませんが。

ちなみに『レ・ミゼラブル』が有名な作品なのは知っていたのですが
ストーリーはほとんど知らず正直もっと小難しい話のかと思っていたら
想像以上に分かりやすかったです。
(とは言え暴動のあたりは歴史的背景に疎いため理解できていないw)

『レ・ミゼラブル』って“悲惨な人々”“哀れな人々”という意味らしいですね。
“レ・ミゼラブル あら・・・”までググると“あらすじ 簡単”などと
検索候補に挙がるので簡潔なあらすじを知りたい方も多いよう(-ω-)。


妹の子供に与えるためパンを1つ盗んだ罪で19年間投獄された
ジャン・バルジャン(何度でも言いたい)ことヒュー・ジャックマン。

02
(ヴァンサン・カッセルにも見えたコレダレ状態・・・)


やたら彼に目をつけ、仮釈放中に逃亡したジャン・バルジャンを
執拗に追い続ける刑事にシャベールことラッセル・クロウ。

03


ところ変わって、子供を食べさせるため働いていた工場を追い出され
娼婦に身を落とすしかなかったファンテーヌにアン・ハサウェイ。

04


彼女が亡くなる際に娘コゼットの面倒を看ると誓った
ジャン・バルジャンはコゼットと親子同然の暮らしを始める。
そして彼自身も、コゼットに救われるのだった-。

05
(この女の子がカワいかった!)


-時は経ち、成長したコゼットにアマンダ・セイフライド。

06


後半は主にファンテーヌと恋に落ちるマリウスら運動家たちが
起こす暴動のパートが描かれます。

07


登場人物も多くこれだけの要素を盛り込んだので
158分とかなり長い作品です。
ミュージカルが(心の底から)苦手な方からしたら
拷問ともいえる時間かもしれませんね・・・。


個人的に最も良かったのはやっぱりファンテーヌのパート。
下馬評通りアン・ハサウェイがオスカーを獲ったことでも注目していましたが
まさに魂の演技とでも言いましょうか、何かが乗り移っているとしか
言いようのない歌声には圧倒されました。

08


このシーンではむしろ歌うことのほうが自然なくらい彼女の心情が
スッと心に入ってきましたね。

で、驚いたのは彼女の出演シーンて冒頭の4分の1(?)
ほどしかないんですねΣ( ̄ロ ̄lll)!?
あまりにあっけなく死んでしまったのでこのあと幽霊役みたいな感じで
出てくるのかと思いました・・・(まぁラストではちょっと出てくるけど)。
彼女のシーンはもう1度見直しました。


しかし正直なところ、彼女が死んでしまいコゼットのパートへと移ると
なんだか気が抜けてしまい?テンションが下がったのも事実・・・。

特にマリウスと恋に落ちるシーンは唐突も唐突で
『・・・え、それってお互い容姿に惹かれただけなんじゃ・・・』という。

09


いや、一目惚れだからと言われてしまえばそれまでなのですが
ここまでに心を通わせるようになる過程をもう少し描いて欲しかった。

これならばマリウスに密かに想いを寄せるエポニーヌのほうが
はるかに純愛ですよ・・・(涙)。

10
(このコのウエストが驚異的に細かったんですけど・・・!?)


本来ならば恋敵の手紙なんて破り捨てるフラグなのに(?)
きちんと届けてあげて、また家まで案内してあげるって
単なるいいコかよ(笑)!?
エポニーヌのエピソードはファンテーヌと同じくらい良かったです。

この他ジャン・バルジャンと司教とのやり取り(彼が一応主役なんですが)
シャベールとの決着のつけ方など良いエピソードもいくつかあるのですが
どう~も完全にノリきれなかったんですよね・・・。
シャベールの最期は、ナニも死なんでもと思いましたが。


かなり意外だったのは、これだけ重いエピソードを扱っているので
もっと重苦しい作品なのだと思ったらこれがそうでもなかったということ。
元々コゼットの面倒を見ていた宿屋の夫婦などコミカルなシーンもあります。

11_2
(呆れるほど適役なヘレナ・ボナム=カーター・・・(-ω-))


そして全体的なトーンが、妙に軽く感じられてしまう不思議。
映像的にはなかなか壮絶な描写もあったりするのですが
これがどうにも映像ほど響いて来ないんですよ・・・。

おそらくこれには全ての台詞が歌のため、良く言えば全てが山場、
悪く言えば抑揚があまり感じられなかったことが要因なのではないかと。
台詞や心情はともかく、解説的なことまで歌ってしまうのは
ちょっとやめて欲しかったですね。

ジャン・バルジャンが『・・・たったパン1コしか盗んでいないのにィ~♪』
とか歌い出したときにゃ、あ、ソレも自分で歌いあげちゃう??( ・ ω ・ )と。
『・・・私は悪人ではない~♪』とか、なんか軽い・・・。
これはせめて別の人に『彼は○○~』と歌わせてあげて(-ω-)。
あ、ヒュー・ジャックマンの歌は上手かったです!(付け足しみたいだけど)。

これも個人的な好みかもしれませんが、“ここぞ”というときに
歌を持ってきたほうがもっと感情移入できたような気がします。


ちなみに冒頭の船のシーンは皆死ぬ気で働かされているのに
なんだかディズニー映画のようなワクワク感(不謹慎)がありました。

12
(ちょっとスキだったこのシーン・・・)


後半からはやや時計を見る回数が増え出しましたが(汗)
それでもこれだけの登場人物をキレイにまとめあげ、ラストでは
ちょっとウルっときたし、想像以上には楽しめた(?)のでこの評価です。

・・・しっかしやはり、巷の評価は高いですね~!?
このテの作品て信者のような方もいそうだし、
そら前田敦子さんも号泣ですよ。

私の周りではミュージカルが苦手な人のほうが圧倒的に多いのですが、
一般的には実は好きな人がかなり多いジャンルなのかもしれませんね。
歌が好きな人が多いということなのかな・・・。




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