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【トールマン】~サスペンスミステリー~


★★★☆☆(3、5)

01

diamond製作年度 : 2012
diamond製作国 : アメリカ/カナダ/フランス
diamond監督 : パスカル・ロジェ
diamondキャスト : ジェシカ・ビール、ジョデル・フェルランド
diamond解説
『マーターズ』で世界的な注目を集めたフランスの気鋭、
パスカル・ロジェが放つサスペンス・ミステリー。
子どもたちをさらっていく怪人トールマンの存在が
うわさされる炭鉱町を舞台に、ある男児誘拐と
その意外な真相を息詰まるタッチで活写する。
子どもが失踪(しっそう)するというアメリカの社会問題を
題材から先読み不可能な物語を構築した、
ロジェ監督の卓越したストーリーテラーぶりも注目。
(シネマトゥデイより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamond設定は良かったのだが詰めが甘いのが残念・・・。
 (ネタバレあり)


ホラーの聖地、シアターN渋谷で最後の上映作となった本作。
ストーリーからしても見たくて見たくてたまらなかったのですが
大阪では上映がなく(涙)よう~やくDVDで見ることができました。

監督は『マーターズ』でホラー界に新風を巻き起こしたパスカル・ロジェ。
というとまたしてもとんでもない作品を繰り出してくるのかと思いきや、
本作はなんだか正統派なサスペンスっぽい雰囲気。

寂れた炭鉱町を舞台に子供たちが次々と消えていくミステリーながら
切ないオチがあるとのことでなんとなく思い浮かべた作品があったのですが、
見てみてやはり・・・。
ストーリーの過程こそ違えどオチは『ゴーン・ベイビー・ゴーン』でした。
先日『アルゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞したベン・アフレックの
初監督作品です。
(このレビューでは『ゴーン・ベイビー・ゴーン』のネタバレも含まれています)


いきなりオチを言ってしまうと、実は子供たちを誘拐していたのは
他でもない主人公のジュリアと亡くなったハズの夫だった・・・。
夫は亡くなったことにし、夫婦で共謀していたのです。

02


貧しい環境で教育をまともに受けされてもらえない子供、
または親から虐待を受けている子供など。
彼らなりの勝手な判断で家庭環境の良くない子供を選び出し
遠く離れた富豪などの家へ養子として送り出していたのです。

03_2


『ゴーン・ベイビー・ゴーン』ではアル中・ヤク中の母親から救うため
犯人は彼女の子供を誘拐し育てていました。

いずれも、子供のためを思ってしたこと-。

結局感想は『ゴーン・ベイビー・ゴーン』と同じになってしまいますが
子供にとっての幸せとはなんなのか・・・。
例え貧乏でも、例え傍から見て不幸そうに見えても
それを決めるのは子供自身なのです。

04


それでも『ゴーン・ベイビー・ゴーン』でまだ受け入れられたのは
ヤク中の母親があまりにもヒドすぎたこと(笑)。

本作で感じた違和感は、誘拐する人数があまりにも多すぎることで
作業のようになってしまっていて、逆に子供たちの命の重さが
軽く感じられてしまいました。

07_2


理由にも無理がある上に説得力がイマイチなかったです。
これがしたいなら可哀想な子供たちの描写がもっと欲しかったところ。

子供が出来ない夫婦だったので、子供に対する執着が歪み
結果、こんな恐ろしいことをしてしまったとも考えられますが。

もちろん、その後“新しい家庭”で幸せそうに見える子供もいました。
しかしアカの他人が子供を奪い、またそれをよその家庭に
あてがう権利など到底なくやはり犯罪なんです。

08


物語の構成的には、ネタ明かしのタイミングが早すぎました。
おそらく中盤くらいだったのではないでしょうか。
すると、『・・・これからもっととんでもないことが待っているのか(!?)』
と必要以上にハードルを上げてしまうことに。
そして引っ張ったあげく、『う~ん、結局コレか・・・う~ん・・・』と。

前半のオカルトめいた雰囲気から一気に社会派ドラマの様相へと
変わるワケですが、個人的にあまり嬉しくない(?)サプライズでした。
設定は決して悪くないので、もう少し動機づけや描写を丁寧にすれば
面白くなったと思うんですけどね。

しかしジョデル・フェルランドは『サイレントヒル』『ケース39』など
ホラーが似合う子役ですね~(笑)。
本作では子役というよりはもう立派な少女ですが、
美少女でも雰囲気が独特なのでホラーにはピッタリです。


期待していた分、ちょっぴり残念な作品でした・・・。



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コメント

こんばんはー(^-^)

今日は 宿泊最終日なので
上司と一緒に明石の串揚げ屋に行ってきました。
めっっっっちゃうまい串揚げでした!
一人五千円かかったけど(^_^;)

そして 全然儲かってないんですよー。
むしろ赤字が酷すぎて大丸から愛想つかされたんです。
ただ 明舞だけは予想以上に売れてますー。

トールマン ボクの以前のコメントでオチわかっちゃいましたよね。
まさにゴーンベイビーゴーンでした。
ネタバレしたも同然ですね スミマセン(^_^;)

ただ 幸せかどうかは子供が決めることなんですよね。
赤の他人が決めることではない。
「これで良かったんだよね。 だよね だよね!? 」という
女の子の最後のセリフが胸に突き刺さりました。

投稿: かっしー | 2013年3月19日 (火) 21時40分

☆かっしーさん


こんばんわ~♪

おぉ、串揚げですか、しかも5千Σ(・ω・ノ)ノ!
そりゃ美味しかったでしょうね~!
・・・え、儲かっていない?
あら、そうだったんですか(汗)。
しかし3日間お疲れサマでした~!

いえいえ、トールマンはかっしーさんのコメントがなくても
子供がいなくなる→切ないオチならばどっちにしても
ゴーン・ベイビー・ゴーンは浮かびましたから大丈夫ですよ(笑)。
パスカル・ロジェ監督も多分この作品の存在は知ってそうですね。

そうそう、ラストの自身に言い聞かせるかのような女の子の台詞は
印象的でしたね。
このコの場合、母親は普通にいい人そうでしたが・・・。
もう少しどうにかしたらもっと面白くなりそうではあったので
ちょっと残念でした~。

投稿: シバ美 | 2013年3月20日 (水) 01時39分

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