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【ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日】~サバイバルドラマ~


★★★☆☆(3、5)

01

diamond製作年度 : 2012
diamond製作国 : アメリカ
diamond監督 : アン・リー
diamondキャスト : スラージ・シャルマ、イルファン・カーン
diamond解説
世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説
「パイの物語」を、『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が映画化。
動物園を経営する家族と航行中に嵐に遭い、どう猛なトラと一緒に
救命ボートで大海原を漂流することになった16歳の少年のサバイバルを描く。
227日間という長い漂流の中で、主人公がどのように
危機的状況を乗り越えたのかに注目。
(シネマトゥデイより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamondどのエピソードにも重きを置かないアッサリ味な回想記。
 (ネタバレあり)



アカデミー賞主要11部門にノミネートされ、
とりあえず日本ではアカデミー賞の前に公開されるしね、
ということで気になっていたので見に行って来ました。
サービスデーということもあってか7~8割くらいの
お客さんで埋まってました。

アン・リーといえば『ブロークバック・マウンテン』
『ラスト、コーション』などで知られる台湾出身の巨匠。
どちらも好きな作品ですが、今作ではトラと漂流する
サバイバルドラマということで、この監督ってわりと
色んな類いの作品を撮りますよね。

しかし227日だなんてやけに具体的な日数とか付いてるし、
初めて聞いたときは実話かと思いました。
なんかア○ビリバボーとかでありそうじゃないですか・・・(-ω-)。


父親が経営する動物園の動物たちを美しい映像で見せる冒頭。
語り手は大人になった主人公なので、『あ、漂流後助かってるんだな』
ということは分かります。

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(大人になったパイが『スピーシー・オブ・コブラ』の主人公だったw)


が、これがいざ物語が始まるとなかなかエンジンがかからない・・・。
主人公パイはインド人ということで神がどうのだの信仰がどうのだの、
日本人からするとおよそ馴染みのないエピソードが4~50分ほど続き
軽く睡魔がzzz。

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(ちょっとした恋愛要素も・・・)


そしてようやくカナダへの移住のため太平洋を航行する一家。
嵐に襲われた船が難破する本作1番の(?)見所シーン!
避難用のボートにはパイだけが投げ出されるように乗り込み、
大海原に呑み込まれながら前後左右へと振られオモチャのようにも見える船。
あまりにも左右に画面が振られるもんだから私も軽く船酔いに・・・(吐)。

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パイの横で、つい今まで乗っていた船が沈んで行く光景は
タイタニックを思い出しましたね。

最初はシマウマ、オランウータン、ハイエナも乗っていた船ですが、
途中で3匹が脱落(アレがハイエナだったのか!意外とカワい・・・)。
さらに、実はベンガルトラも乗っていたことが判明!
ここからはいよいよトラとの漂流記です。

船上でトラとの一騎打ちだなんて正直、もっと壮大で深いドラマが
待っているかと思いきやこれが意外とアッサリ味・・・。

トラのエサになりかねないシロウトの人間が、なんとか手なずける-。

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簡易イカダからトラのいる船での共同生活-。

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(ニャース!!!)


海洋生物や嵐など自然の脅威-。

07
(何かあると『おお、神よ』とか言っちゃう・・・)


物語はおおよそ想像範囲内で進んでいくのですが、
何をメインに描きたいのかがイマイチ分かり辛いのです。

ヒューマンにしては薄く、難破事故で家族すべてを失った
パイの葛藤などもさほど描かれてはいません。
船上で生き延びるサバイバルにしては緊迫感も感じられず
意外とおっとりムード。
ならばトラとの友情が描かれるのかと期待していたのですが、
そういうことでもないよう・・・。

トラがいたからこそ緊張感が生まれ生き延びることが出来たなどと
パイが語るシーンがありますが、なんか言わせられてる感も・・・。

この状況下で起こりうることは一通り描かれてはいるのですが
こんな感じなので、見る側はどんなスタンスで見たら良いのか
よく分からないのです。

ラストでトラとの別れで感動させるのかと思いきや、
唯一の希望も打ち砕かれましたしww。
このラストはキライではありませんが、やはり巷では賛否あるようですね(笑)。
なんたって辿り着いた島でトラはパイを振り返ることなく去っていくというww。
まぁ実際もこんなモンでしょう(-ω-)。

それでもこれだけ壮大な設定にしたのだからせめてもう少し
大きく心が動かされる何かが欲しかったかなぁ~と。

しかし冒頭でパイの人となりを描くエピソードにやけに時間を
割いていたことを考えると、トラとの漂流メインということではなく、
あくまでトラとの生活がパイにどのような影響を与えたのかを見る
回想記なのかもしれませんね。


こちらも楽しみだったアン・リーらしい映像の美しさは言うまでもなく、
息を呑むシーンも多々ありました。
ベタな例えですが、ラッセンですww。

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ミーアキャットだらけの島も相当なインパクトでした。

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(島中がマジでこんな感じでギッシリw!!
トラは掻き分けたり食ったりしながら歩いてたw)


昼は客人を歓迎するが、夜は客人を呑む島というのも
なんという神秘(笑)!
こういうのって本当にあるんでしょうか・・・??


ラストはパイが助かったところでエンドで良かったかなと。
病室での語りは蛇足だと思いました。
冒頭にしてもエンディングのエピソードにしても
やや押し付けがましく感じるところがあったので
このへんはアッサリで良かったんですけどね。
力を入れるところのバランスが悪い気がしました。


唯一純粋に楽しめたのはトラのカワいさ!

10
(このアングル、たまんねぇ~~ww)


ポスターのニャース!!という表情ですでにカワいかったのですが、
魚を採りたいばかりに手(脚?)を延ばしたり、
泳いだり(!)するシーンには悶えまくり。
さすがネコ科ですね、動きはネコです♡♡
後ろ姿の耳のフォルムもサイコーでした▼=-ω-=▼

しかし撮影シーンはかなり気になりましたね~!
もちろんホンモノのトラと船に乗っていたワケでもないので
CGだったんでしょうが(だよね!?)巧いこと出来てました!
ということは少年はほぼブルーシート内で撮影してたんでしょうか・・・。


とにかく自然の美しさを堪能したい!という方にはオススメしますが、
サバイバルやドラマを堪能しようとすると物足りないかもしれません。



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