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【アルゴ】~実話サスペンス~


★★★★☆(4、0)

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diamond製作年度 : 2012
diamond製作国 : アメリカ
diamond監督 : ベン・アフレック
diamondキャスト : ベン・アフレック、ブライアン・クランストン
diamond解説
『ザ・タウン』などのベン・アフレックが、監督、製作、主演を
努めたサスペンス。
1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、
その裏で敢行されたCIAによる救出作戦の行方を追い掛ける。
監督として『ザ・タウン』で見せた緩急自在な演出をベンが
本作でも繰り出し、謎に包まれていた救出作戦の全ぼうを活写。
その一方で、貫録たっぷりに指揮を執るCIAエージェントを熱演する。
(シネマトゥデイより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamondエンタメとしてもドキュメントとしても堪能できる極上の1本。
 (ネタバレあり)


昨年劇場に行きそびれ後悔していたら、
なんとシネマート心斎橋で先週から上映していたようで!
早速駆け込んでまいりました(-ω-)。

とりあえずベン・アフレック監督の作品は『ゴーン・ベイビー・ゴーン』
『ザ・タウン』と見てきたのですが『アルゴ』の予告が全くそそらず・・・。
この内容でなぜこんなにつまらなそうな予告になってしまったんでしょ??

アカデミー賞にもノミネートされ多方面で賞を受賞しているので
期待値も相当高かったのですが、そのハードルがあっても
やはり安定して楽しめました。

1979年にテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件。
その救出作戦というのがニセの映画製作スタッフを装い
国外へ脱出させるという、もはやこの設定で当たったも同然ですが、
これが実話というのだからなおスゴい。

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(劇中でのひとコマです)


1997年までは機密扱いになっていたそうですが、
これぞ映画のようなホントの話、ですね。

当時の時代背景が分からないと楽しめない政治的な作品
なのかなという思いもあったのですが、これぞザ・エンタメな作品でした。

当時を再現したかのような、いま流行りのカメラアプリでいうなら
トイカメラっぽい映像もレトロ感がありました(笑)。

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実質空港で人質たちが演技をする緊迫シーンはラスト15分ほどでしょうか?

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正直なところもう少しこのシーンを見たかった気もしますが
このシーンに物語の全てが集約されています。
CIAエージェントでこの作戦の指揮を執るのがベンことトニー・メンデス。

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ここへ来るまでに、

人質救出のための案がいくつか出されるが、
反対を押し切り無謀とも言われた本案に決定-。

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作戦に協力してくれる映画関係の人材を押さえ、
マスコミに映画のことを記事にしてもらう徹底ぶり-。

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ようやく人質たちに接触するも、
そんな作戦には乗れないと反対するメンバーも-。

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しかも本番直前に作戦が取り止めとの決定が下される!
・・・が、どうしても人質たちを見捨てられないトニーは
自身が責任の全てを負う覚悟で作戦を決行という!

そんな紆余曲折あっての、ようやく(!)辿り着いた“本番”ですからね。
作戦が上手くいくとは分かっていてもこっちも胃がキリキリ…(苦)。

空港局員の質問をなんとか切り抜け、最難関のゲリラたちwとのやり取り。
しかしあんな人たちが空港で取り締まってるってイラン怖ッ・・・!

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作戦に不信感いっぱいだったメンバーが必死にジェスチャーで
乗り切ろうとしてくれるシーンは胸が熱くなりました(涙)。

そしてようやく飛行機に搭乗し、滑走路での決死の攻防!!
(といってもパイロットは何も知りませんが)
もう『・・・ギャー!早くー!がんばれー!・・・ウぉ~!!!』と
心の中で叫びまくりでしたww。

機内で『イランの領域を脱しました』のアナウンスを聞いた時の
あの安堵感といったら・・・(脱力)。

『アポロ13』もそうでしたが、皆で危機を脱する
達成感系の作品ってやはり傑作が多いですよね。
ハラハラ→安堵感→感動と良い意味で感情が振り回される流れは
めちゃくちゃ気持ちが良いです。
こんなにも主人公たちの気持ちになれる作品ってなかなかないですし。

そして意外にもトニーのキャラクターが控えめで
あくまで人質たちを立てるサポート的な立ち位置が良かったです。
空港でもほぼ人質たちに任せ、見守る的な。

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このキャラにベン・アフレックは正解でしたね。
ヒゲを生やしたルックスも今まで見た中で1番カッコよかった!
このテの髭って人によってはモサいだけになる危険大なのですが
似合いすぎ・・・当時のヒトですか(-ω-)?


しかしこのような事実を1本の映画でドキュメンタリーとして知り、
また娯楽としても楽しめる、歴史的にも非常に貴重な作品だと思います。
しかもこの作戦に『猿の惑星』の有名なメイクアップアーティスト
ジョン・チェンバースが加わっていたとは!
なんかもう、映画好きからしてもゾクゾクする事実の連続です。
ちなみに彼はこの一件でCIAから最高市民賞を贈られているんだそう。

チェンバースを演じたジョン・グッドマンとアラン・アーキンとの
掛け合いも最高でした!
アラン・アーキンは本作で助演男優賞にノミネートされていますが、
それも納得です。

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そしてエンドロールで実際の人質たちのパスポート写真が
出るのですが、役者たちがソックリで驚きました(笑)!
こんなにも似た人を使ったんですね~!?


ベン・アフレックの次回作は『ミスティック・リバー』原作者
デニス・ルへインのギャングドラマとの噂もあるようですが、
この人題材の選び方も上手いですよね。

正直、役者としては落ち目になってきていた彼が
こんな形で成功するとは思いませんでしたが、
若き監督としてこれからもどんどんヒット作を生み出して欲しいです!



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