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【アーティスト】~モノクロサイレント~


★★★★★(5、0)

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diamond製作年度 : 2011
diamond製作国 : フランス
diamond監督 : ミシェル・アザナヴィシウス
diamondキャスト : ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ
diamond解説
2011年・第64回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した
白黒&サイレントのラブストーリー。
舞台は1927年のハリウッド。スター俳優のジョージ・バレンタインは
若い端役女優のペピー・ミラーを見初めてスターへと導くが、
折しも映画産業は無声からトーキーのへの移行期。
無声映画に固執し続けるジョージが落ちぶれていく一方で、
ペピーはスターダムを駆け上がっていく。
第84回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。
フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作となった。
(eiga.comより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamond現代に見てもスッと入り込める名作サイレント映画。
 (ネタバレなし)


なんといってもアカデミー賞最多5部門、しかもフランス映画として
初の作品賞を受賞した注目のモノクロサイレント映画。

受賞当時は正直、物珍しさとがんばったで賞的な位置づけで
ノミネートされたのだろうとかスカした記事を書いていたのですがw

・・・・・・本ッ当~~に、申し訳ありませんでした(詫)!!!

私自身初めてのサイレント映画にどちらに転ぶか全く見当がつかず
劇場は見送ったのですが、こんなにも面白いとは思わず
本ッ当~に驚きました!!


サイレント映画からトーキーに移りゆく映画史の転換期、
1927年~1932年までのハリウッドが舞台。
サイレント映画俳優ジョージの苦悩と、トーキー映画女優として
メキメキと売れてくるペピーとのメロドラマが展開されます。

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(2人の出会いもとてもカワいかった)


物語が始まって5分で『うわ、なんかいいかも・・・』。
そして『・・・ラストで絶対に泣くわ』と確信( ・ ω ・ )。

台詞が無い分、役者の一瞬の表情や仕草に込められているものが
大きいので特に集中力を要します。
でも自分の中で『きっとこんなことを言っているのだろうな』と
想像するのが楽しく、なんだか登場人物たちが微笑ましく
映るんですよね。

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(ひたすら、楽しい、楽しい(笑)!)


全くの台詞無しなのかと思ったら、物語に最低限必要な
説明や台詞は所々出てきたりします。

それでも、英語がもっと理解できていたら読唇術で何を言っているか
分かったりするんだろうなぁ!と悔しい思いも・・・(涙)。
確実に分かったのは『センキュー』と『グッバイ』くらいだった(-ω-;)


またモノクロの映像に美しいメロディがかぶさる空気感が心地よく
なんと上品なんだろう!?と。

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実は冒頭から意味不明にウルウルしてしまいww。
おそらく、サイレント映画そのものに感動してだと思うのですが、
私自身にもよく分からないので一緒に見ていたダンナはなおさら
『・・・ハァ(驚)!?』と(-ω-;)ソリャソウダ。

ちなみにダンナは5分で『・・・あんまりノレない・・・』だったようですが、
ラストにいくにしたがって面白くなってきたよう。


ストーリーは王道ですが、描写がとても繊細でどんなシーンも
見ていて飽きません。

どれだけサイレント映画が廃れていこうともアーティストとしての
プライドを捨てず流行に乗ろうとしないジョージ。
しかしそれに比例して自身のファンだったぺピーがみるみる
売れていく様子を目の当たりにする彼の表情がなんとも切ない・・・。

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(どんなときもジョージと一緒の飼い犬のアギー(萌)!!)


ついには家具やスーツまでもをオークションにかけねば
生活できないまでに。

そしてそんなジョージを陰ながらいつも気にかけ見守るぺピー。

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(当時の帽子や衣装もカワいい!)


2人の間には、いかにもな恋愛というよりも、
それを超越した関係のように見えました。


構成にも無駄がなく、終盤でちょっとした事実が判明すると
ラストへ向け一気に加速していきます。
切なさ、苦しみ、愛情、喜びなど、様々な感情が一気に溢れ出します。

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サイレント映画で100分なんて長くね?なんて思っていたのですが
100分でも足りないくらいで、『・・・足りない・・・足りない(笑)!!』と
映画を見てここまで思ったのは初めてかも。


またジョージの運転手を務めている脇役のキャラクターも効いていて
『・・・お側においてください』では当たり前の号泣(爆)。
ここは完全に(私の)おじいちゃんモードに突入(-ω-。)

というか、1時間を過ぎたあたりからずっと何かしら泣いていて(?)
ラストではダンナが引くぐらいの大号泣。

いや~、気持ちよかったです(キッパリ)。

最大の見どころとも言えるジョージとペピーのタップダンスのシーン
はもう鳥肌立ちましたww。

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(見ていてとても気持ちが良く、もはや神業・・・)


主演男優賞を受賞したジャン・デュジャルダンと
助演女優賞にノミネートされたベレニス・べジョの演技も
本当に素晴らしかったです。

2人とも顔が濃く派手なので(笑)スクリーン映えします。
特に女優さんのクルクル変わる表情は見ているだけで本当に飽きない!

ジャケットを見た時にレイチェル・マクアダムスに似てるなぁって
思ったのですが、やはりちょっと似てますね。
愛らしく本当に可愛い人でした♡♡

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ちなみに本作の監督ミシェル・アザナヴィシウスの奥さんだそうで、
そりゃ妻の魅力を最大限に引き出せるわけですね(笑)。


そして犬好きとして忘れてはならないのがジョージの飼い犬
ジャックラッセルテリアのアギー!!

実は洋犬にはさほど興味がない私なのですが
もうアギーのカワいさはヤバい・・・ヤバい(笑)!!
常にワイプで“そのころのアギー”を映して欲しかったくらい▼-ω-▼
カンヌではパルム“ドッグ”賞を受賞し、犬としては初のハリウッドの星を獲得。
肉球を残したりと(萌)有名犬になりました。


しかし今やこれだけCGだやれ3Dだと騒がれている時代に、
敢えてモノクロサイレントで映画としての原点に還るという-。

作品の中で時代はトーキーへと移行していきましたが、
本作での功績を思うとジョージの思いは届いたのかもしれないですね。


作品賞、監督賞、主演男優賞など5部門受賞も至極納得の名作です。



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