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【ビューティフル・マインド】~実話ドラマ~


★★★★☆(4、5)

Beautiful_mind

diamond製作年度 : 2001
diamond製作国 : アメリカ
diamond監督 : ロン・ハワード
diamondキャスト : ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー
diamond解説
天才数学者ナッシュは、周囲に変人扱いされながら研究に没頭、
やがて精神状態に異常をきたすようになり、病との闘いが始まる。
ゲーム理論の基礎を築いたノーベル賞数学者ジョン・ナッシュの
伝記小説を、オスカー俳優ラッセル・クロウを主演に「アポロ13」の
ロン・ハワード監督が映画化。
(eiga.comより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamond一筋縄ではいかない、辛く美しい物語。
 (ネタバレあり)



公開当時このテの作品があまり好きではなかったので
今まで見る機会を失っていたのですが、これは正統派な
アカデミー受賞作でした。


数字に取り憑かれているプリンストン大学院生のジョン・ナッシュ。
有能過ぎるあまりか、俗に言うコミュニケーション障害の傾向にあり
もちろん彼女もいない。

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(嶋大輔に見えて仕方なかった大学院時代・・・)


しかしそんな彼にある種の好奇心で近づいてくる女性が-。

ジョンの一風変わったところも含めて惹かれ、
幸せな結婚をした・・・ハズだった。

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ここまでは、ありがちな感動作なのかとタカをくくっていたら
後半の事実にビックリ・・・。

まさかちょっとホラーめいた(笑)展開になるとは。
こういうお話だったんですね。

すでに本作を見ていたダンナから『良い話だけど、しんどい・・・』
という話を聞いていたので、コレのことかと(笑)。


最近ではよく耳にする『統合失調症』という病。

ここを有能過ぎるが故で片付けてしまうのは違うかもしれませんが
やはりある種、人よりも卓越した才能を持つ人間というのは
繊細さも相まってこういった病とも紙一重なのかもしれません。


ジョンからしたら、これほど恐ろしく辛い現実はなかったでしょう。

彼自身はあくまで“普通”に生活をしてきただけだったのに
友人や“職場”が実在していなかっただなんて-。

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(架空の政府組織の人間にエド・ハリス使っちゃいますか)


もちろん病気なのでジョン自身に何の罪もありません。


しかしある意味彼よりも辛いのは、それを支える妻-。
ましてや子供も生まれ今が最も大変なとき。

それなのに夫はいもしない相手を信じ、
非現実的な世界で生活をしている・・・。

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責めることもできなければ、ただただ見たくもない姿を目にするだけ。
こんな結婚生活が上手くいくはずもなくケンカばかり。

それでも妻は、一筋の希望を持って夫と暮らす決断をするのです。


そんな妻のためにも、存在しない人物が話しかけてきても
罵倒されても、それを無視し続けるジョン。

もちろんそれが治療法ともなるわけですが、
やはり彼がこのようになってしまった原因が大切だと思うんですよね。
というのも、このような人物を彼が作り出したのも彼にとっては
必要だったからということ。

友人のチャールズにいたっては、ジョンはとても信用しており
唯一悩みを相談しようとしていた相手。

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(相変わらずカッコいいベタニー様w)


また政府の重大な任務に自分も携わっているのだという責任感で
自分を必要としてくれる居場所を作っていたようにも思えます。
これらを作り出すことによってジョンは均衡を保っていたのですから。

“友人”を断ち切ることは想像以上に辛いことだったハズです-。


しかし結局、彼らはジョンが老人になっても姿を現しています。

ただあの頃と違うのは、ジョン自身が自らが病だということを
きちんと認識し、それらと付き合っているということです。


こうしてジョンは、ノーベル賞受賞への功績を遂げます。

この受賞は、彼が世のために遺した功績と共に、
病と向き合い妻と必死に生き抜いた功績にも思え、
より一層感動しました。


こんな半生を送った人物がいたことにとても驚きましたが
実際のジョン・ナッシュは奥さんと離婚しているようですね。
しかも同性愛者だったらしく愛人男性との浮気が
原因とのことですが・・・orz。

どうやら映画はかなり美化されているようです。
また、統合失調症の描写もかなり誇張されているとか。


それでもやはり映画としては、とても美しい物語でした。

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ジェニファー・コネリーも聡明で芯の強い妻を好演し、
オスカー受賞も納得。
意外だったのは、ラッセル・クロウはノミネートされるものの
受賞は逃してるんですよね。

でもラッセル・クロウ・・・・・・・やっぱ上手いよ(笑)!!!
老人になったときのジョンなんてラッセル・クロウの影を
微塵も感じさせず、数学者のただの老人にしか見えなかった・・・。

プライベートではあまり知りたくない事実も多い
お騒がせヤローですがやはり俳優としては一流ですね。
そういやメグ・ライアンが離婚したのもラッセルとの不倫が
原因だったよな・・・。


そしてワタシ的に気になって見ていたのは、
この作品でポール・ベタニーとジェニファー・コネリーが
くっついたんだよなぁ~と。

妻役を演じたジェニファーが、ラッセルとくっつかず
架空(役)のwベタニーとくっついたのもミョ~に納得(苦笑)。



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コメント

ちゃーす(^-^)

ラッセル・クロウ
昔はカッコ良かったのに
ロビンフッドで来日したときは
「誰!?」ってほど肥えてました。笑
いいもん食ってんだろな~(^o^;)

投稿: かっしー | 2011年12月11日 (日) 21時42分

☆かっしーさん


ぶっちゃけラッセル・クロウって昔からそんなにカッコいいって
思ったことないのですが・・・。

タレ目のせいか耳が垂れ下がった犬に見えて仕方ありません(爆)。

そういやいつぞやのかっしーさんの写真(?)に
めっちゃ太ってるヤツありましたよね??
役作りで太ってたのか単なる不摂生なのかよく分からん(笑)。


投稿: シバ美 | 2011年12月12日 (月) 16時37分

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