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【愛を読むひと】~文芸ドラマ~


★★★☆☆(3、5)

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diamond製作年度 : 2008
diamond製作国 : アメリカ/ドイツ
diamond監督 : スティーヴン・ダルドリー
diamondキャスト : ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ
diamondストーリー
1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナと恋に落ち、
やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、
愛を深めていった。
ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、
法学専攻の大学生になったマイケルは、無期懲役の判決を
受けるハンナと法廷で再会する。
(シネマトゥデイより)


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamondラストで盛り返すものの、メロドラマの域は超えられず。
 (ネタバレあり)


ケイト・ウィンスレットが念願のオスカーを手にした文芸作品。

15歳の少年と36歳の女性が関係を持つという予備知識のみで
鑑賞したのですが、こういう話だったのですね。

文芸作品は正直苦手なものが多いのですがこの作品も
冒頭から中盤まではどうも入り込めず。

悲劇的なラストも含め、メロドラマの域は超えられなかったかなと。

ちなみに、親子ほども歳の差がある少年と女性がひと夏の
恋に落ち、悲劇的なラストを迎えるという筋書きは『かげろう』
思い出しました。


“始まり”はかなり唐突-。

この2人の場合、いわゆる男女の愛というよりは
少年は年上の女性に対する性への興味、
女性はおそらく愛に飢えていたことから始まった
男女関係というふうに思えました。

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そしてミヒャエルは、ハンナに様々な物語を読み聞かせるのです。

ハンナが、自身がしていることを棚に上げ
『そんな話はやめて、わいせつよ・・・』というシーンは笑いましたがw。


しかし彼女は突然少年の前から姿を消し、再会は意外な形で訪れます。

被告人となった彼女と、傍聴席にいる大学生のミヒャエル-。

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ミヒャエルは彼女にとって有利となる事実を知っているのに
なぜかそれを言おうとはしません。
また彼女自身もそれを明らかにしようとせず・・・。

それは彼女自身のプライドに関わることでもあるので
羞恥心がそれをさせなかったのでしょうね。


ミヒャエルが初めて彼女の家を訪れたとき、
ハンナはなぜか彼の顔を見ようともせず
『花ならそこに置いておいて』とかなりそっけない態度。

他にも、ハンナという女性がかなりプライドが高く
なかなか小難しいタイプだということが窺えます。

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ミヒャエルが乗った車両の位置でマジゲンカ
しているシーンは意味が分からなかった・・・(-ω-;)
こういう、いかにも文学的なケンカwは苦手。


結局、無期懲役を言い渡されるハンナ-。

ミヒャエルは獄中にいるハンナに物語を録音したテープを
送り続けます。

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ここが物語として最も感動できるくだりのハズなのですが
なぜかあまりピンとこず、心動かされず・・・。


2人が恋愛関係にあったときのメンタル的な描写が
足りなかったように思います。
ひたすら肉体的なシーンばかりで精神的な結びつきが
ほとんど感じられなかったのです。

『愛を読むひと』というタイトルですが、そこに“愛”はあったのでしょうか。

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2人の物語にもう少し時間を費やし力を入れて欲しかった。


そしてこれは役者の問題なのですが、この少年の成長版が
レイフ・ファインズになるというのに若干の違和感。
もう少し少年がイケメンでもいいような・・・(-ω-)

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(このまま成長するとト○ボルタだよね( ・ ω ・ )
そして後ろの教授役には『アンノウン』のユルゲン!)


ただ、唯一涙を流したラスト・・・。

ミヒャエルがある人物に会いに行った“缶”のくだりは
良かったです。

この女優さんどっかで見たと思ったら先日見た『アウェイク』
でヘイデンの母を演じていた人でした!
この人いい演技をしますね~。


そして最後は自分の娘に自身のコアな話を聞かせるミヒャエル・・・
日本だったらちょっとドン引きだけどww。

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しかしなんといっても主演女優を受賞したケイトの演技が
物語の評価を上げていることは間違いないでしょう。

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この荒んだ感はなかなか出せるものではありません。
元はケイトに決定していたものの、スケジュールの都合で
二コール・キッドマンで撮影が進められていたこともあった
ようですが、この役は絶対ケイトじゃなきゃダメでしょ(笑)!!


キレイすぎる容姿だとダメなんですよこの役は!
垂れ気味の胸などがミョ~な人間味を醸すのです(褒めてます)。

ムダ脱ぎ女優と言われる彼女のことなので予想はしていましたが
いくつになってもどんな体になっても(?)ここまで脱いでくれる
彼女の女優魂には感服です(-ω-)

老人を演じたときのヘアスタイルや顔のシワなど、
違和感無しのリアルな特殊メイクもスゴかった。


そういえばDVDは無修正版となっていたので若い頃のミヒャエル
の○○がポローン(オイ)と映ったのにもビックリしたのですが
劇場版はやっぱり違うんだよね(笑)??


正直そこまで好きなジャンルではないものの、
たまにはこんなのもいいかな~という1本でした。



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