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【ぼくを葬る】~ヒューマンドラマ~


★★★☆☆(3、5)

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diamond製作年度 : 2005
diamond製作国 : フランス
diamond監督 : フランソワ・オゾン
diamondキャスト : メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー
diamondストーリー
パリで活躍しているファッション・フォトグラファーのロマン
は、ガンで余命3か月だと宣告される。
化学療法を拒み、家族や恋人にも病気のことを話さず、
たった1人で死を受け入れることを決意する。
そんなとき、夫に問題があって子どもができない女性ジャニィ
と知り合うが……。


diamondレビューはこちら。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

diamond上品で、あまり味のついていない紅茶のような作品。
 (ネタバレあり)


先日見た『ブロークン・イングリッシュ』
まんまとハマってしまったwメルヴィル・プポー。
・・・というか、この作品の主人公だったんですね!?
知りませんでした(!)

フランソワ・オゾンの作品は『8人の女たち』、
『スイミング・プール』、『ふたりの5つの分かれ路』を
見たのですが、本作はあまり抑揚がなく淡々としているほうです。


メルヴィル・プポーのカッコいい姿を拝むぞ(!)と
意気込んで鑑賞したのですが、彼、ゲイの役だったんですね(・ω・)
しかも、予想だにしなかったトンデモシーン(!)にギョッ・・・。


ガンに冒され余命3ヶ月と宣告されるフォトグラファー、“ロマン”。

物語は主に、

 不仲ともいえる家族。
 唯一病気のことを打ち明ける祖母。
 彼の“恋人”。
 子供が欲しいけれどできない女性との出会い。

の4つのエピソードから成っています。


観客に感情を持たせるというよりは、ロマンの残り少ない
日常を眺める作りです。


家族にも恋人にも病気のことを告げないロマン。
不仲の家族には、気を遣うというよりはこのことで色々もめたくない
という印象も受けましたが、唯一彼のことを理解してくれそうな父にも
打ち明けないところをみると、今までどんな風に育って来たのかが
よく分かります。

どちらかというと、ロマンのほうが家族を寄せ付けないように
しているようにも見えました。

特に姉には昔から何かしらのコンプレックスを抱えている様子。


しかし、唯一祖母には病気のことを打ち明けます。

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『なぜ私には話すの?』という祖母の問いに
『ぼくに似ているから。もうじき死ぬから-』とサラっと言うロマン。

しかしそのセリフには、その言葉以上に深い意味合いが
込められているような気もしました。
このエピソードが1番感情移入させられましたね。


そして、元々子供が特に好きではなかったロマンですが、
自身の死に直面し、子供ができない女性の『子作り』に協力します。

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(なぜか旦那も加わる、フツーに驚愕シーン。)


そして、自分自身を“葬る(おくる)”ラストシーン。
この“葬り”方は、私自身もいいなぁ~と共感できました。
あんなに美しい風景の中、自然に逝けたらいいですね。


正直、睡魔が襲ってくるほど抑揚があまりなかったのですが(汗)、
メルヴィル・プポーや、フランソワ・オゾン監督のファン
ならば外せない作品でしょう。


しかし、“恋人”とのシーンはスゴかった・・・。

10575154_gal
(時折、故ダイアナ妃にも見えたロマンの“恋人”)


フランス映画とかっていきなりトンデモないモンが
モザイクなしで映り込んだりするからビビるよね( ・ ω ・ )。



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【ドラマ(シリアス)】」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
オゾンですね~~。大好きですね~~。scissors
先が読めず、いきなり「うっ!」となってしまうシーンや、嫌味ったらしいシーンがあったりして。好きです。愛してます。
オゾン自身がゲイなので、女性にはかなり辛らつですが、この映画の主人公は男なので、優しく見守っていますね~。
しかし、私にはオゾン作品の中では、退屈な作品でした。それでも星3個なんですけどね。 今となっては、細かいストーリーが思い出せません。crying
しかし、「ブロークン イングリッシュ」の俳優だったとは!!
こっちは観てないけど、すごく興味のあった作品。ぜひ、観てみます。
シバ美さんとは、男の趣味も合っていると思うので楽しみです。

ついでに、オゾン監督自身も超イケメンでっせ~~。heart
「フィガロ」誌の「フランス映画特集」で見ました。
60過ぎのおっさんかと思ってたのに、まだ43歳。どんだけ、成熟してるねん!ってつっこみを入れたかった。ある意味、ショックだった・・・。
ハリウッドの新人俳優と間違えました。smile と、いうくらい、今風イケメン!

投稿: まあしい | 2011年1月22日 (土) 17時57分

☆まあしいさん


まあしいさんはかなりのオゾン好きなんですね~shine
私もこの人の作品の雰囲気がなんか好きなんです。
新作が出るとやっぱり気になります。

嫌味ったらしいシーン(笑)!
確かにそういうの好きですよねこの人。


というか私、今知ったんですが・・・
・・・オゾン監督って男性だったんですか(爆)!?
名前の雰囲気からして勝手に女性だと思い込んでました(笑)。
そしてなるほど、彼自身がゲイなんですか!
詳しいですね~、まあしいさん。


確かにこの作品は、男性同士のシーンがとても丁寧に
描かれてました。まるで男性同士とは思えないくらい(笑)。

でも私も、オゾン作品の中ではあんま抑揚がなくて
サラっと流れていきましたね。
これならもう少し毒っ気があったほうが良かったかなぁ~。


そうなんです、私は先に『ブロークン・イングリッシュ』を
見ていたので、まさかこの作品のジャケットの男性が
同じ人だったとは思わずビックリしました(笑)!!

やっぱりカッコよかったですよ~、メルヴィル・プポーheart04
面食いなまあしいさんも気に入ってくだされば嬉しいです(笑)。
『ブロークン・・・』のメルヴィルはファッションもオシャレなので
さらにカッコよかったです。


そして、オゾン監督の画像見ました。
確かにカッコいいですね~!
実際にフランスのイケメン監督って言われているようですね。
しかしああいった繊細な作品を男性が撮っていたなんて!
ますます興味が出てきました、オゾン監督(笑)。

投稿: シバ美 | 2011年1月24日 (月) 00時39分

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